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今週の為替はこれで動く!米国雇用統計発表

2014年07月29日(火)

今週末は米国雇用統計の発表となり、為替が大きく動く可能性があります。

雇用統計とは

雇用統計はその国の雇用情勢を表す指標となっています。雇用統計は世界中で発表されますが、その中でも米国の雇用統計は特に注目度が高くなっています。一般的に、発表後3日ほどその影響が続くといわれています。

雇用統計のなかでも、特に注目したいのが、非農業部門雇用者数(NFP)と失業率。さらに週平均労働時間、時間あたりの平均賃金となります。

非農業部門雇用者数(NFP)について

非農業部門の民間企業で支払われた給料も基に集計したものです。雇用者数は景気が良ければ増え、悪ければ後退します。

失業率

失業者/労働人口×100で出す数字となります。各国で基準が違うため、一概に国際比較をすることはできません。

予想値との差に注目!

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経済指標は予想値と発表値の差により大きく動きます。上記で紹介した「非農業部門雇用者数は」特に予想値と大きくズレることがあり、サプライズが起こりやすくなっています。

非農業部門雇用者数の(NFP)の推移と数値の指標

NFPはのこれまでの推移は

1月:14.4万人
2月:22.2万人
3月:20.3万人
4月:30.4万人
5月:22.4万人
6月:28.8万人

となっています。今回の基準値として挙げられる数字が、6ヶ月平均の23万人。この数値を超えればドル高に大きく動く可能性が言われています。週末の為替に大きく注目しましょう。