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何故起きている?急激な円安

2014年08月25日(月)

これまで停滞していると言われていた円相場が急激に動き出しています。8月25日早朝時点で、ドル円は104.49円となり、約7ヶ月ぶりに、1月23日以来の高値を塗り替えました。これまで101円~102円の間で推移してきたドル円の相場。何故ここにきて円安が進んできたのでしょうか?

円安の理由

Federal_Open_Market_Committee_Meeting
円安が進行している原因として、米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が公表され、米国の利上げ観測が広まったことで、ドル買いの動きが強まったことが理由とされています。

これまで、米国の連邦準備制度(FRB)は景気回復のため、ゼロ金利政策をとっていましたが、米国の景気回復ペースが想像以上に早く、早めの利上げが予測されるようになったのです。

この円安は続くのか?

多くの見通しで、この「ドル高円安」状態は続くとされています。その理由の一つとして、日銀が量的緩和をさらに拡大する可能性にあります。日米の金利差により、ドル買いの傾向は強まっていくとされています。

一方ユーロでは

Euro_banknotes_2002

対ユーロでは、ウクライナ問題の緊張が緩和する見通しが中々立たないことより、ユーロが売られ、円の上昇が続いています。

まとめ

これまで停滞状態とされていた円相場が、ここ数日で大きく動いています。FXで儲けるなら今がチャンスかもしれません。トレンドの激しい動きにより、一攫千金を狙える可能性もあります。