ユーロ安はいつまで続く?量的緩和やギリシャ選挙の影響はいかに
ユーロ安はどこまで続くのか?量的緩和、ギリシャ選挙より読み解く為替動向
FX-GYM運営事務局です。
さて、最近の為替と言えば
急激なユーロ安の動向が気になりますよね。
現状行っているDMM FXのデモトレードでも、
以前のブログユーロ急落!!その原因は…の頃より、
「ユーロの金融緩和、ギリシャの選挙動向(野党の勝利)を予測」
及び「米国経済の量的緩和終了、景気回復」を見て、
- ユーロは売り(ユーロ価値は下がる)
- ドルは買い(ドル価値は上昇する)
という方針を立ててFX取引を行いました。
その結果、
ユーロ/ドルでpips損益+540、ユーロ/円でpips損益+1300ほどとなっており、大幅な利益が出ています。
ただ、このユーロ安。これからも続いていくのでしょうか?
もし、今のユーロ安が底値付近に近づいているのなら“買い”であるし、これからまだ下がるのであれば“売り”で出るのが正解といえます。
と、いうことで色々な情報サイトを閲覧してみましょう。
大方の情報を頼りにしてみると、、
zaiFX( fx情報で最も有名なサイト)
ユーロ/ドルは長期、中期において下降トレンド
http://zai.diamond.jp/list/fxcolumn/hitsuji
ダイヤモンドオンライン
ドルに対するユーロ安が今後も進行する可能性は高い
円高ユーロ安になる可能性が強い
http://diamond.jp/articles/-/65847
など、大方の予想ではこのままユーロ安が続くことが予想されそうですね。
しばらくこの下降トレンドは、続くと見ても問題はなさそうです。
*追記(2014/03/16)
新たに更新されたzaiFXの公式ブログでは「ユーロ底打ちは2016年度以降」と予測されています。
http://zai.diamond.jp/list/fxcolumn/chin
今後、円はどう動く?
ところで話しは変わり、この急激なユーロ安に対して、今後日本がどのように動きを見せるのでしょうか。
これまで、黒田バズーカと呼ばれた金融緩和により、日本は積極的に円安に向けた政策を打ってきました。
最近まで、選挙での自民党勝利を受け、アベノミクスの継続、円安の継続が続くことが予想されていました。
ただし、原油価格の下落、ユーロの量的緩和により、円安の効果が薄れ始めてきていることも懸念されています。
先日行われた会合では、黒田日銀総裁が物価目標を断念したとの見方もされてしまいました。
黒田日銀総裁、物価目標撤回
この流れの中で、今後、日本政府が円安政策を続けていくのでしょうか??(安倍首相の強気の様子を見る限り続いていきそうですが、、)
今後そのあたりにも注目していきたいと思います。
ちなみに以前も紹介しましたが、ゴールドマンサックス証券はこんな予想をしています。
ゴールドマンが来年末1ドル=130円予想に
ここまで円安が拡大すれば海外旅行とか、行きにくくなりますよね。。