バイナリーオプションとは、簡単に説明すると、トランプのハイ・ローを決めるゲームのようなものです。ある期間の株価が予想を上回るか、下回るかを予想しその予想を上回れば利益、下回れば損失となります。

最近行われたルール変更

2013年の秋より、規制があり、少しルールが変更しましたが、基本的にはこの考え方とルールはほとんど変わっておらず、主に初心者に向けて非常に分かりやすい方法の取引といえるでしょう。

ルール変更以前では、いつでも目標設定を決めることができたのですが、新ルールのバイナリーオプションでは、主に、2時間以上先で目標レートが設定され、「判定時刻のレートがそれよりも上か下か」を予想する形式となります。

もっと具体的に言うと

例えば、米ドル／円において、基準レートが1ドル＝100円のとき、一定時間後に100円10銭を上回るのか下回るのかを予想する。といった具合になります。この際の設定金額は自分で決めることができます。

目標レートは複数設定されており、この取引をラダーと言います。バイナリーオプションにはその他にも、ワンタッチ型、レンジ型の取引があげられます。ワンタッチ型取引は、目標時間までに、決めた条件を一度でも満たすかどうかを予測する取引。レンジ型は決めた範囲を、一定時間までに維持し続けるかを予測する取引になります。

最後に

ルール変更を悲観的に見る声もありましたが、一方でプラスの面もあります。

例えば、投資できない価格帯を設けることが禁止され、以前のルールだと、予想が失敗した際に、資金が全てFX会社の総取りになってしまうということがあったのですが、新ルールではそのようなことはありません。

もう一点、いったん購入したオプションを、取引終了時の前に売却することができるようになったことが、新ルールの特徴でもあります。これにより、大きな損失を防ぐことができ、また、為替が予想より上がれば、より大きな利益を得ることができるようになっています。