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FXの確定申告ってどうするの?

2014年04月25日(金)

FXをする上で忘れてはならないのが、確定申告です。主婦がFXで大金を儲けたが、申告漏れで…なんてニュースもよく聞く話です。FXを始める前に、しっかりと確定申告のことを理解しておきましょう。

確定申告の対象者は?

1.給与所得がある人
FX関連年間所得(FX取引利益-必要経費) > 20万円

2.給与所得がない場合
FX関連年間所得 > 38万円

3.年金受給者
FX関連年間所得+FXの利益 > 38万円

税率は?

一律

以前は課税所得金額が増加するにつれて、税率も上がっていきましたが、現在ではFX所得での税率は一律20%となっています。

確定申告の書き方は?

確定申告に必要な書類は、取引方法によって変わってきます。一般的なFX業者で行う「相対取引」の場合は利益に対して確定申告書A、確定申告書Bやその他の書類を提出する必要があります。

詳細な提出書類の説明は国税庁のHPに掲載されています。

また、現在はインターネットでの確定申告も行うことができます。

提出は毎年2月16日から3月15日までの間となっており、期日が土曜・日曜の場合は、
月曜まで繰り下げとなります。

確定申告を忘れたらどうなるの?

忘れたら

まず大前提に、確定申告は忘れても遅れて提出することができます。もし、期間内に申告を忘れていることに気づいたら、速やかに提出しましょう。確定進行を忘れていた際、
各年分の無申告加算税は、原則として、納付すべき税額に対して、
50万円までは15%
50万円を超える部分は20%
の割合を乗じて計算した金額となります。

つまり、500万円の税金を滞納した場合

50万×0.15で7万5千
450万×0.2で90万

これに50万を足して、合計で597万5千円を払わなければならなくなるのです。

最後に

上記で、確定申告を忘れたら追加で払わないといけなくなる…と述べましたが、以下の2点の場合、無申告加算税は課されません。

1.その期限後申告が、法定申告期限から2週間以内に自主的に行われていること。
2.期限内申告をする意思があったと認められる一定の場合に該当すること。

つまり、しっかりと申告をする意識を持ってさえいれば、課税を受けることはめったにありません。せっかくFXで儲けた利益を失わない為にも、日ごろから「確定申告」のことを頭に入れておきましょう。