HOME>初心者講座>指値注文で利益を最大化できるように注文しよう!

指値注文で利益を最大化できるように注文しよう!

指値注文について

指値注文では自分に有利な時しか取引しない

成行注文が「今買うぜ」「今売るぜ」という宣言なら、指値注文は「価格が上がったら売ります」「価格が下がったら買います」と自分が有利な条件下でしか発注を行わない注文方法です。

予め、自分が有利になる価格の条件を指定して用いられます。

※ 成行注文については詳細は「成行注文を抑えよう! もっとも基本的な注文方法」を御確認下さい。

例えば、現在のレートが1ドル100円として、「1ドル98円になったら1万ドル買う」と設定しておきます。

その後、為替相場が実際に1ドル98円以下になったら注文が自動的に行われ、約定する、という形です。

逆に、設定した価格にならなければ注文されません。

成行注文ですと常に為替レートを確認して注文をしなければならず、スリッページも起きやすいです。

それに対し、指値注文の場合はあらかじめ設定した価格で自動的に売買され、スリッページも起きないことが特徴と言えます。

指値注文の別名

・ リミット注文
・ リミットオーダー
など

指値注文の注意点

予め設定した金額か、それよりも有利な状況でしか発注されないため、為替レートがその水準に行かなければ永遠に注文されません。

指値注文のメリット・デメリット

メリット デメリット
・ 指定した価格かそれよりも有利な価格になった場合しか約定しない
・ 設定さえすれば後は自動で発注してくれる
・ 設定額に達しない限り注文されない

指値注文のまとめ

指値注文は設定した金額にならなければ絶対に発注されないので、あまりにも現在のレートとかけ離れた価格を設定すると、まったく取引が進まなくなってしまいます。

また予想とは逆の方向に為替相場が進むと損失が大きくなってしまうため、次回に解説する逆指値注文と合わせて使い、損失の拡大を防ぎましょう。