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オシレーター指標「ストキャスティクス」

2014年09月25日(木)

FXにおいて大切なのは、為替の動きを予測することです。
今回のブログでは、チャートから為替の流れを読み解く

「ストキャスティクス」について学んでいきましょう。

「ストキャスティクス」ってなに?

「ストキャスティクス」とは、日本語で推測統計学という意味を指し、米国のジョージ・レイン氏によって考案されたオシレーター系のテクニカル指標です。
オシレーターとは日本語で「振り子」の意味。振り子が中心に向かって戻ろうとするように、「売られ過ぎ」、「買われ過ぎ」の幅から、為替があるべき場所に戻ろうとする向きや場所を予測します。

ストキャスティクス指標は主に、「%K」「%D」「%SD」の3つの指標から成り立ちます。

計算方法は下記の通りとなります。

  • %K=((当日の終値-N日間の最安値)/(N日間の最高値-N日間の最安値))×100
  • %D=(((当日の終値-N日間の最安値)のY日間合計)/((N日間の最高値-5日間の最安値)のY日間合計))×100
  • %SD=%DのY日移動平均

為替の日数の振幅を元に計算され、先行するライン「%K」と、遅行するライン「%D」という動きが異なる二本のラインの『水準』や『クロスの仕方』から、割高、割安の売買タイミングを探します。

「ストキャスティクス」ってどうやって使うの?

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表の見方は?

ストキャスティクスでは、%Dを中心に見て「0%に近づくほど売られ過ぎ」、「100%に近づくほど買われ過ぎ」と判断されます。
一般的には30%以下にラインがある状態を売られ過ぎ、70%以上にラインがある場合を買われ過ぎの水準と判断します。

売買ポイントは

先ほど紹介した、「売られすぎ」、「買われすぎ」ゾーンの中で「%K」と「%D」の二本のラインが交差するポイントが売買ポイントであるとされています。

為替の動きが激しい今こそ、チャート分析を行おう!

為替の動きが激しい今だからこそ、為替値は売られすぎ、買われすぎで大きく動くことがあります。
オシレーター系の指標をしっかりと活用して着実に利益を狙っていきましょう。