経済指標って何?

2015年06月16日(火)

FXGYM運営事務局です。

今回は初心者の方がチェックしておく指標について見て行きたいと思います。

そもそも経済指標とは各国の経済動向を見る上での大切なバロメーターの一つです。

経済指標は経済状況を構成する要因である「物価、金利、景気、貿易など」を数値化したもので
経済の現状や過去との比較が行えるものです!

またこの経済指標は将来の価格の方向性を予測するために
非常に役立ちます。

ですので、この経済指標は相場にかなり影響をあたえるものになります。

また、経済指標の数値は、金融機関やシンクタンクなどの専門家が予想を出し、
それらをロイターなどの情報ベンダーが取りまとめ、事前にマーケット予想としてコンセンサス(市場での織り込み)が作られます。

そして、このコンセンサスに対して、実際に発表された数値がどうであった(予想通りか、予想とは違いギャップがあった)かが重要であり、
発表後にマーケット(相場)を大きく動かす要因になります。

特にその中でも

以下の5つが重要になります。

・金利に関する指標(政策金利)
・景気に関する指標(GDP、景況感調査、消費動向)
・雇用に関する指標(雇用統計)
・物価に関する指標(物価上昇率)
・貿易に関する指標(貿易赤字)

これらの発表がある際には気をつけて下さい。

またこれをを細かくみていくと

・景気に関する指標
GDP、ISM製造業景気指数、ISM非製造業景気指数、フィラデルフィア連銀指数、鉱工業生産、耐久財受注
ミシガン大学消費者信頼感指数、消費者信頼感指数、新築住宅販売、中古住宅販売件数、住宅着工件数、住宅建設許可件数、小売売上高、個人所得/個人支出

・雇用に関する指標
雇用統計(非農業部門雇用者数、失業率)、新規失業保険申請件数

・貿易に関する指標
貿易収支、財政収支、対米証券投資

・物価関連
CPI、PPI

というような指標があります。
これら以外にもたくさん指標はありますが、
これらを主に参考として、意識してください。