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FX取引の初めの一歩! 円高・円安を理解しよう!

FXってただの「通貨の交換」のこと!

「FXって聞いたことがあるけど、何の事だかよくわからない」

という方は多いのではないでしょうか。

そもそも、FXとは外国為替証拠金取引の略称で、”Foreign Exchange”の頭文字をとったものです。

・外国為替取引 ⇒ 異なる通貨を取引(交換し合う)こと
・証拠金取引 ⇒ 一定の担保を基に、より多くの通貨を取引すること

つまり、FXとは”一定の担保を基に、異なる通貨を交換する”仕組みのことを言います。

それでは、なぜ異なる通貨を交換するだけで、お金が増えたり減ったりするのでしょうか?

それは、「円高」「円安」という言葉を知ると理解することができます。

FXで利益が出るのは円高・円安の仕組みのおかげ!

円高・円安という言葉は、FX取引をしたことが無い方でも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

FXは、この円高・円安の仕組みを使って利益を出している取引です。

通貨の価値はそれぞれ変動している

国ごとに使用している通貨は異なり、またその通貨ごとに持っている価値が違います。

「1ドル100円になった」
「1ドル90円の円高」
などと言った言葉はニュースなどで聞いたことがある方も多いでしょう。

つまり、「1ドル」というお金を得るために必要な金額が、100円になったり90円になったりと、日々変動しているのです。

円高・円安は通貨価値の変動から起きる

例えば、あなたが毎日朝ごはんで1ドルのパンを食べるとしましょう。

先週は1ドル100円だったので、日本円で買った際、100円を支払ってパンを購入しました。

さて、先週買ったパンが切れてしまったので、あなたはパンを買いに行きました。
ところが、今週は1ドル120円にまで上がってしまっていたため、同じパンを買うのにも120円を支払わなくてはいけませんでした。

逆に、もし来週1ドル80円になっていれば、あなたは80円で同じパンを買うことができるでしょう。

円安・円高の仕組みはこうなってる!

まとめると
1ドル100円…1円当たり0.01ドル
1ドル120円…1円当たり約0.083ドル
1ドル80円…1円当たり約0.013ドル
このようになり、1ドル80円の時に一番円の価値が高くなっていることがわかります。

これが、円高・円安の仕組みです。

なぜこのように通貨の価値が変わり、円高・円安が起きるのかに関しては、次のページで解説しますので参考にしてください。

安いときに買って、高いときに売れば利益が出ます

例えば、先ほどの例のパンを考えてみましょう。

先週100円で買ったパンを今週まで持っておいて、パン屋さんと同じ120円で誰かに売れば、20円の利益が出ます。

パンの場合ですと、賞味期限などの問題が出ますが、FX取引はお金で同じやり取りを行うものなので、そのような心配はありません。

パンをお金に換えて考えてみましょう。

1ドル札を100円で買い、来週120円で売ると、20円が手元に残ります。

わかりやすい!FXの仕組み!!

つまり、

(1)他の通貨を安く買えるときに購入
(2)通貨の価値が変わって高く売れるようになった!
(3)売る!
(4)買ったときとの差額がそのまま利益に!

これが、FX取引の仕組みです。